9月22日 鹿追町にてジオパーク講座を開催いたしました。

一般参加者11名が参加し、「土は何からできているのか?」を皮切りに土壌学の基礎から座学がスタートしました。講師は、帯広畜産大学の谷 昌幸 教授です。
少人数ならではの質問形式で行なわれ、講師からの「土壌中で最も多く含まれる元素は?」「一次鉱物と二次鉱物の違いとは?」「粘土と腐植にしかないものとは?」などの問いかけに、参加者は頭を抱えながら一生懸命に回答していました。そして、参加者からもたくさんの質問が飛び交いました。

午後はあいにくの雨でしたが、村瀬ファーム様の圃場にて土壌断面調査を行ない、1mまで掘った穴を観察しながら、火山灰がどのように堆積したのか?鹿追町の土壌はどのように生成されたのか?どのような特徴があるのか?を学びました。

今回の参加者の中で最年少は、中学3年生の男の子でした。化学の知識はもちろんのこと、土壌学に関してもよく勉強されており、大人達は関心するばかりでした。今回の講座が将来に役立てることを願っています。

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