2015年8月22日
8月22日十勝しんむら牧場(上士幌町)において、国際土壌年特別企画「土と草と牛と」を開催しました。 2015年は国連で定められた国際土壌年。多くの方に土に親しんでいただくことを目的に、 日本国際土壌肥料学会北海道支部との共催で企画したイベントです。 最初に、十勝しんむら牧場代表の新村 浩隆さんに牧場をご案内いただきました。 7月半ばから始めたという放牧養豚。8月初めに生まれた子ブタも元気いっぱいです。
牛の放牧地へ移動。十勝しんむら牧場の牛は、年間を通して放牧されています。 ストレスが少ない環境で育った健康な牛たちが、美味しい牛乳をもたらしてくれるのですね。 参加者の中には、熱心に「元気な牛のふん」を観察している方も?!
メインイベント、帯広畜産大学 谷 昌幸教授、株式会社ズコーシャ 丹羽 勝久さんを講師にお招きし、土壌断面の解説です。
3か所の土断面を観察し、参加者の皆さんにも実際に土に触れていただきました。 根の広がりがすごい土壌断面であり、3か所目の放牧地では、深さ80cmまで根が伸びていました。
最後はゆっくりと、ティールーム「クリームテラス」で、美味しいスコーン、ソフトクリーム、ミルクティーをいただきました。 参加者同士の会話も尽きません。 「良い土から良い草が育ち、それを食べた牛たちは健康になり、美味しい牛乳をもたらしてくれる」 そんな新村さんの信念を、半日のイベントを通して、参加者の皆さんに感じていただけたことと思います。
最後は皆さんと記念撮影です。